Kanakogi Ken資産防衛研究所(Itami FX)

外国為替証拠金取引(FX)、商品及び株式指数CFD取引、不動産投資、ライフプランニングと金銭管理教育。多角的に資産防衛を考えます。特に、日本と世界の将来を担う子供たちに対して金銭管理教育を行うことは最重要課題です。

カテゴリ:FX > メンタル

気持ちよくロスカットすれば、さらに大きな利益が返ってきます。
不思議なようで、不思議ではないのですね。

ロスカットを渋っていると、どこかで大きな損失を被ることになります。
(本当は自分で招いているから「被る」というのは変なのですが…。)

「与えなさい。そうすれば与えられる」
私の大好きな言葉です。

相場の真理を突いています。

ロスカットは、市場に自分のお金を与えること、還元することです。
さらに大きな利益を得るためです。

先日ご紹介した自閉症のお子さんたちとそのお母さんのために、
ロスカット1回分のお金を寄付しませんか。
本来寄付をロスカットと同列に論じると大変失礼なのですが、
ロスカットの真の意味を理解している方は、わかってくださると思います。

震災時、自閉症のお子さんをもつお母さんたちの中には、
子供が大きな声をだしたり暴れたりして周りの人の迷惑になるからと、
避難所にも行けなかった方もいます。

子供を連れてレストランで食事をする、カフェにお茶を飲みにいく、
そんなことすら、10年以上一度もしたことがないという方もいます。

「子どもと温泉に行きたい」
それがどんな思いから出た言葉なのか、
痛いほどわかります。

今回、最上温泉の女将さんが、他のお客さんを入れないで
貸し切りでいいから、思う存分温泉とお食事を楽しんでくださいと
言ってくださったのです。

ロスカット、1回分です。(※温泉の記事は2月7日投稿分です。)

これから年末相場に向かって行きます。

今週末には総選挙もあります。

クリスマス前になると、ヘッジファンドなどの利益確定も始まることが多いです。

相場が大きく動く可能性があるので、しっかり見極めて、

勝ちパターンに従った取引だけを行いたいところですね。


特に重要なのはレバレッジコントロールです。

相場が動く時には、低レバレッジでも十分利益になります。

逆に、レバレッジを高くすると、

エントリーの方向が正しくても、ノイズ(小さな上下動)で

せっかくのポジションを刈られてしまうということも起こります。

レバレッジ管理には注意してください。

早く儲けようと欲を出してレバレッジを上げるなら、

どんな優れた手法やルールを使っても勝つことはままならないでしょう。


1ヶ月で2倍にしようとする人は1ヶ月後にゼロになり、

3~4年で2倍になればいいと思っている人は3~4年後に10倍になっている、

そんなものです。

本日は祝日で東京市場が休場です。

昨日のメルマガ配信(今週の重要な経済指標)でも触れているように、米国とカナダの市場もお休みです。

マーケットの流動性が低くなり、突発的なニュース等で通常より大きく値が動く可能性があります。

悪いニュースで大きく動く可能性あり、です。

現在、私が保有しているポジションは悪いニュースが出れば利益になるポジションなので、何が起こってもたんたんとポジション管理をしているだけでよい、と考えています。

先週も書きましたが、マーケット関係者の間では「相場はどこまで調整するか」ということに関心があるようですが、私たちはそのような「相場解説」に与する必要はありません。

勝ちパターンに従ってエントリーとエグジットを繰り返すだけで大丈夫です。


これも先週書きましたが、現在の相場は「調整相場」であり、しかるべき時に本来トレンドである円安トレンド(ドル/円上昇)に戻るはずだ、というご意見番たちの考えに同調する必要もありません。

しっかりと現在の相場に向き合い、勝ちパターンを軸にぶれないトレードをしましょう。

相場が動くと、アナリストたちの発する言葉も変わっているのではないかと想像します。

つまり、上昇している時は「今後も上昇」「下げても調整」と言い、下落している時は「今後も下落」「上げても調整」と言う。

相場が下落トレンドに転換したら、「単なる調整の下げで基本的な流れは上昇」と言っていたのも忘れて、あたかも最初から下落トレンドを予測していたかのようにコメントを続けるのです。


これは、FXの世界だけではありません。

株の世界も、不動産投資の世界も、商品の世界も同じです。

「専門家」や「専門屋」の見解に左右されず、自分が見抜いた相場の動きに従って、自分の大切な資金を運用していくという視点が必要です。


氾濫するマーケット情報に左右されてトレードをすると、よい結果は得られません。

特に、アフェリエイターや商材屋まがいのブログや、2CHなどの情報は百害あって一利なしです。

ブログを配信している人たちが、何の目的で配信しているかは、常識で分かる範疇だと思います。

「見ず知らずの読者に稼がせてあげたい」という動機ではないはずです。

とても常識的な人も、ことFXとなると頭が浮ついて常識が分からなくなるものです。

FXでも同じように、常識を働かせればよいのです。


自分の持っているポジションに肯定的なことを言ってくれる心理が働いたり、他の人たちはどう相場を見ているのか気になる…というのも分かりますが、そのような情報はシャットアウトすることが、メンタルを守る仕組みでもあります。

つまり、余計な情報を遮断することで、トレードの成績が向上します。

[効果的なアクションプラン(行動計画)の立て方]


ESG(イーグル・サクセス・グループ)の肝となる要素は、アクションプラン(行動計画)の策定と実行と相互支援ですが、アクションプランの立て方がイマイチよく分からないという方のために、ご説明しようと思います。

ESGでは、毎週、メンバーがそれぞれアクションプランを立て、アクションプランをお互いに共有しています。

これは、目標設定の動機と目標の達成力を強化するという考え方です。

1人ではできないことも、仲間が応援してくれることで、できるようになっていきます。

このアクションプランの策定、実行、振り返りというプロセスを経て、トレードスキルの習得、資金管理の厳格化、メンタル強化、マインドセットの改善などを実現することができるようになります。


ただし、ESG勉強会のたびにご説明していますが、アクションプラン運用を効果的にするための枠組みがあります。

的外れなアクションプランを続けている場合、効果がないばかりか、逆効果になる場合もあります。


今日は、効果的なアクションプランの枠組みをご紹介します。


□「SMARTなアクションプラン」を心がけてください。□

SMARTのそれぞれのアルファベットは、5つの言葉の頭文字になっています。

S : Specific       具体的
M:  Measurable     測定可能
A : Acheivable      実行可能
R : Relevant(Realistic) 現実的
T : Time-Bounded    期限付き

つまり、

1 具体的
2 測定可能
3 実行可能
4 現実的
5 期限付き

という5つの要素が、アクションプランが効果的かそうでないかを見極めるためのものさしになります。

この5つの要素が満たされるように心がけながら、アクションプランを立て、実行するようにしてください。


1、具体的

悪い例:今週はゆったりしたトレードをする(※「ゆったり」が具体的でない)

良い例:今週は日足以上のトレードしかしない


2、測定可能

悪い例:欲張ってポジションをたくさん持たない(※「たくさん」がどれくらいか分からない)

良い例:常にレバレッジ3倍を超えないようにする


3、実行可能

悪い例:給料を全部FX口座に入れる(※どう考えても全部は無理)

良い例:給料の10%をFX口座に入れる


4、現実的

悪い例:私がFXをすることに否定的な家族が大賛成してくれるように説得する(※大賛成は非現実的、説得もよくない)

良い例:私がFXをすることに否定的な家族が少しでも理解してくれるよう説明してみる


5、期限付き

悪い例:トレードノート用のノートを買う(※いつ買うのか分からない)

良い例:○○日までにトレードノート用のノートを買う



SMARTなアクションプランは、ESGやトレードだけでなく、個人の生活やビジネスでも大きな効果を発揮します。

SMARTについてより詳しいことが知りたい方は、WIKIPEDIAで<SMART criteria>と検索すると出てきます。

参考までにウィキペディアの解説の一部を画像でアップしておきました。
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こんにちは。


相場に夏休みはありません。

「休みがほしい」と感じる人は、ふだんトレードにのめり込み過ぎなのかもしれません(笑)。


週末以外、毎日チェックして、戦略を立てたりポジションを調整したりしても苦にならないくらい、トレードは控えめにしたいものです。


それが資産拡大と成功への道です。

トレードルールなしに相場に入ることは、自殺行為にも等しいと思っています。

ルールというのは、基準(ものさし)をもつためにあるものです。

「正解」というものがあるのではなくて、「こういう時はこうする」「ああいうときはああする」とように自分の行動を規定してもらうためにもつものです。

「何もなければいつも迷ってしまうので、行動できるように背中を押してもらうため」と言い換えることができるかもしれませんね。

メンタル管理の役目を果たしてくれるのも、トレードルールです。


ところで家を買う時も、「トレードルール」が必要です。

選ぶ通貨ペアは新築か中古か、またはどの最寄駅か。

最寄り駅から何分くらいが仕掛けポイントか。

最終的に何を最終的なエントリーの判断基準にするか。

レバレッジは頭金何パーセントにするか。

マイナススワップ(ローン)は月いくらまで許容できるか。

あとは、業者の勧める通りには行動しない(笑)。


買い物をする時にも、トレードルールが必要です。

いくらまで買うか(予算)、何を買うか(衝動買いしないため)、どこで買うか(できるだけ良いものを低コストで買うため)。

何日分の買い物にするか、月の予算の何日分を今日使うのか、という時間分析も必要です。

トレードルールがないと、みのもんたがブルーベリーが目に良いと言えばブルーベリーを買い、さばかんがダイエットに効果があると言えばさばかんを買い、ココアがいいと言えばココアを買うという、大衆心理になってしまいます。

「マイホーム、今が買い時!」とテレビや雑誌で騒ぎ始めたら、乗り遅れまいと買おうとするのも大衆心理ですね。


冗談のようですが、冗談ではありません。

私たちはふだん、生活のなかで、自然とトレードルールを構築し、ルール通りに行動しているのです。

そうしないと大きな失敗をすると経験的に分かっているからです。

トレードも、日常生活の延長線上にあります。

普段慎重で冒険など決してしない人がトレードになると人格が変わったように無謀な取引をすることが多いですが、トレードは日常生活の延長線上にあるものです。


日常生活とトレードの世界は同じです。

トレードでも同じようにしていたら、仕事や日常生活で失敗しない人はトレードでも失敗しません。

仕事で成功している人は、トレードでも成功します。

「他ではそんなことないのに、トレードはからきしダメなんだ」と言っているそこのアナタ(笑)、トレードでの行動規範と日常生活や社会生活での行動規範とが異なっている、ということはありませんか?

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ドル/円の週足チャートに、大きく動き出す予兆があります。

ボリンジャーバンドのバンド幅がかなり収束してきています。

動き出せば、値幅が大きくなる可能性が高いです。

こういうタイミングで、短期筋が仕掛けてくる可能性も高いので要注意でしょう。

要注意というのは、大衆心理には「気をつけてください」という意味ですが、相場の本質が分かっている人には「チャンスですよ」という意味です。


NYダウが高値更新し、日経225も大きく回復しています。

目に入ってくるのはポジティブなニュースばかりです。

空前のリスクオンの空気が醸成されています。

こういう相場で、もし私が何兆円、何十兆円もの資金を運用しているファンドならどう行動するか、ということを考えます。

売り仕掛けしかないのではないでしょうか。


それに、リスクオンを演出しているのも、私なのかもしれないのですけどね(笑)。

ポジショントークという言葉がありますが、自分にとって有利な価格で仕込めるように、市場を誘導する意図をもって発言することです。

買いたいなら、ネガティブなメッセージを市場に送ります。

売りたいなら、ポジティブなメッセージを市場に送ります。


上記のことがなくても、月足と週足のチャートは、そろそろ、いつ大きな調整や暴落があってもおかしくないことを示唆しているように見えます。

<思惑と反対方向に動いた場合はストップロスで資金を守ることを前提に>動く可能性がより高い方向にエントリーするのが賢い戦略だと思います。

トレードは資産運用であり、投資行為であり、リスクヘッジです。

その投機的側面も否定する必要はありません。

ただし、トレードが労働、パート、小遣い稼ぎになったら成功から遠ざかります。

つまり年棒はいくら、1ヶ月あたりいくら、1日8時間のトレードをしていくら、と数え始めると、「トレードという労働に対する対価として〇〇円もらっている」という状態になり、時間的自由や経済的自由から遠ざかり、使命から遠ざかります。


トレードをする時間を限りなくゼロに近づけ、獲得する利益を最大化することを求めるマインド転換が重要です。

多くの人は「楽して儲けてはいけない」という潜在意識から、長時間相場に張り付くこともせず、たくさんトレードを繰り返すこともしないで大きな利益が出ると、不安になるのかもしれません。

少しのトレード時間でたくさん利益を獲得すると楽ですが、楽して稼ぐということではありません。


トレードは誰にとっても、人生の目的ではありません。

目的でないものに対しては、費用対効果を最大化するのは、ふつうの考え方です。

昨日、子供が「僕も(わたしも)トレードしたい!」と思うようなトレードをしましょう、というお話を書きました。

ふと、これは夫婦間にもあてはまるかなあと思いました。

夫のトレードを見て、妻が「私もやってみたい」と思う。

妻のトレードを見て、夫が「オレもやってみたい」と思う。


実は私の妻がつい最近トレードを始めました。

先々週と先週、2日間コースの「FXは初めてという人向けスタートアップセミナー」を開催したのですが、妻も自分でしっかりお金を払って参加してくれました。

イーグル・サクセス・グループ(FX相互支援グループ)にも参加し始めました。

毎週アクションプランを仲間に報告して、実行しています。


妻がトレードを始めたということは、自分のトレードが結構成功しているということかな、と嬉しくなりました。

もちろん成功しているというのは、利益が出ているという意味だけではなくて、私のトレードしている姿が妻の目にポジティブに映っているという意味でもあります。

妻は、私のトレードのプロセスも結果もすべて知っていますから(笑)。

もし自慢話のように聞こえてしまったら恐縮です。

私の妻は、子どもの頃、父親(私の義父)に「私も大きくなったらお酒を飲みたい」と言ったそうです。

すると父親は、そのことをとても喜び、「オレはそういうお酒の飲み方をしているんだなあ、うれしいなあ」と言いました。


義父によると、いやなお酒の飲み方をしている親に育てられた子は「将来僕は絶対お酒を飲まない」と誓い、気持ちのよいお酒の飲み方をしている親に育てられた子は「大人になったら僕もお酒を飲みたい」と思うのだそうです。


トレードでも同じだと思いました。

気品あるトレードをしている親を見て育つ子は、「自分も将来お父さんみたいに(お母さんみたいに)トレードしてみたい」と思うでしょう。

逆に、トレードしている親の逆鱗に触れてはならない、トレード中は声もかけられない、そんな親に育てられた子は、トレードに対して非常にネガティブな思いを植え付けられ、将来トレードなんかには手を出すまい、と心に固く誓うことでしょう。

ちょっと利益が出たら機嫌がよくなり気前がよくなるが、含み損が大きくなったらイライラしている。

損失を出したら自己卑下モード全開(笑)。

そんな親の顔色をみながら、子供はどう思うでしょう?


子供に尊敬されるようなトレードをしたいものですね。

自分の子供が「私も大きくなったらトレードしたい」と言うようなトレード姿勢を心がけてみませんか。

キーワードは「気品のあるトレード」です。

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