Kanakogi Ken資産防衛研究所(Itami FX)

外国為替証拠金取引(FX)、商品及び株式指数CFD取引、不動産投資、ライフプランニングと金銭管理教育。多角的に資産防衛を考えます。特に、日本と世界の将来を担う子供たちに対して金銭管理教育を行うことは最重要課題です。

2014年01月

現在注目している通貨ペアの1つは、ユーロ/カナダドルです。

週足と日足のチャートを添付しました。

ユーロがカナダドルに対してものすごい上昇を続けています。
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多くの専門家やアナリストはファンダメンタルズの理由からカナダドルに悲観的ですが、相場は大衆心理です。

大衆が「カナダドルは売り!」という妄想の舟に乗り続ける限りはカナダドルが下落し続けます。


しかしあまりに下げ過ぎるので少しずつ不安になって、売りから降りる人が現れ始めると、皆自分の確固たる信念があってカナダドルを売っているわけではないので、他人を見て自分も不安になり、相場が急変します。

今、カナダドルはドルに対してだけでなく、ほぼあらゆる通貨に対して売られています。


多くの経済アナリストたちは、ある通貨が弱い時は弱気ですが、強くなると強気になります。

バブルの頂点で弱気になってくれたり、大底で強気になってくれたら、大衆は儲かるのですが(笑)。


カナダドルの買いを推奨しているわけではありませんので誤解しないでください。

ユーロ/カナダドルなどは、ストップロスの管理をしっかりして、相場の判断基準を明確にもって、仕掛けポイントで仕掛ける戦略もありかなと思います。

ドル/円のチャートを2枚添付しました。

週足で+1σラインは仕掛けポイントだと思います。

いろいろな角度から、相場の分岐点になりそうなポイントです。

つまり、+1σラインの下は売り仕掛け、+1σラインの上は買い仕掛け。

週足の+1σラインが、昨年5月の高値と重なっています。

また、週足の+1σラインと、日足のセンターラインのレベルが今週重なりそうです。

つまり、週足の+1σラインは、日足のセンターラインで止められて下落加速するか、センターラインを超えてきて、上昇の流れに変化していくかの分岐点という見方ができます。


今朝のように大きく動くと、焦ってなんとかエントリーしたいと思うかもしれませんが、わからない時は、美味しいポイントではありません。

先週の急落時は買い場(ロスカット管理できる限りにおいて)でしたが、今は買い場ではありません。

むしろ、もし日足の-1σラインを超えられないようなら(-1σラインという抵抗ラインの下)、売り場かもしれません。

もちろんこのまま上昇する可能性もありますし、下落する可能性もあります。


私なら、分からないところは静観します。

たんたんと、相場の分岐点の到来を待って仕掛け、それ以外は静観、もし分岐点に到達しなければ、悔しく思わないで、次のチャンスを待つ…ということでいいと思います。

そうでないと、何度か成功して利益が出ても、根拠がないので、いつか破たんします。
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相場が大きく動いていますが、急落相場や急騰相場で特に気をつけなければならないのは、レバレッジです。

今日いちばんお伝えしたいことを、最初にはっきり申し上げます。

初心者や、初心者でなくてもトレードルールの確立していない方は、「レバレッジが高いほど、ロスカットができなくなります。」


なぜかというと、レバレッジが高いと少しの値動きで含み損が大きくなり、ロスカットすることに抵抗を感じるからです。

結果、ロスカットできずに相場がさらに動き、含み損はどんどん膨らんでいきます。

ロスカットすべき時点でロスカットすればそういう不幸は起こらないのですが、ロスカットすべき時点で既に、含み損がその人にとっての許容範囲(その人が抵抗を感じるレベル)を超えていたことが問題です。

本来ロスカットすべき時点で、既にその人にとっては「大きすぎる損失」だったがゆえに、ロスカットできずにさらに含み損を増やしてしまうという結果になるのです。

何が問題かというと、ロスカットすべき時点で含み損が、心理的に受け入れられないようなレバレッジで取引していることです。


レバレッジを上げて取引したくなるというのは、ほんとうに恐ろしいことです。

おそらく、耳や目に入ってくるさまざまな情報もそれを助長しているのだと思います。

レバレッジを上げて月間〇千ピップス稼いでいる、何千万円何億円儲けた、そんな情報がネット上を駆け巡っています。

しかし忘れないでいただきたいのは、仮にその人がそれだけ稼いでいることが本当だったとしても(ウソの場合も多いので)、その100倍以上の人がレバレッジを上げて大損しているという事実です。

ある1人の人が成功しているからといって、その裏で100人失敗している事実に目をつぶって、その手法を真似ることは賢明なことでしょうか?


銀座4丁目交差点の宝くじ売り場で1等前後賞が複数出た!だから自分も銀座4丁目交差点の売り場で宝くじを買いまくる!

それとまったく同じマインドセットであることに気づかれたでしょうか。

本当に2、3人1等前後賞が当たったかもしれませんが、何万人という人がそこで買って、外しているのです。


奇跡的に成功したほんの一部の人を見て、その人と自分を比べたり、その人のようになろうとしたりしないで、あなたは自分のトレードをやっていればいいのです。

ハイレバレッジで成功できる人は、1000人に1人と覚えておきましょう。

「だれも成功できない!」と言い切ることができれば楽なんでしょうけれど、実際にほんのわずかでも、センスがよくハイレバでも成功できる人がいるから、あきらめがつかないのでしょうね。


最後に、レバレッジを上げるとロスカットできなくなる、ということだけは覚えておいていただければと思います。

当たり前のことですが、低レバレッジだとロスカットも楽にできるのです。

そろそろ「低レバレッジだと儲けが少ない」という思考から解放されて、成功しましょう!

何度も強調しているように、低レバレッジでも十分大きな利益を得ることができるのですから。

今週末はセミナーです。

若干席があるようなので、ご興味ある方はぜひ。
http://www.eagle-fly.com/se/ef/140126.html

昨日、全国に飲食店をチェーン展開しようとしている事業家の友人と会っていました。

数店舗はもう開店が決まっています。

彼もFXで利益を上げています。

超多忙な彼がトレードに使える時間はものすごく少ないのですが、収益を拡大しています。

相場に入る時間などは関係ないのだということを、改めて思わされました。


その時、「トレードはゲームではないよね」という話題になりました。

多くのFXトレーダーは、一生懸命テクニカルを学び、「勝てる」手法を身につけようと切磋琢磨していますが、ものすごく視野が狭くなっていて、まるで「トレード」という現実社会から切り離された世界があるかのように錯覚している人が多いです。

まるでトレードをゲームと思っているかのようです。


チャートの形や数字、インジゲータの動き、或いはある手法の買いサイン、売りサイン、そんなものだけを見ていると、ほんとうにゲームだと思ってしまいますよね。

ゲームはゲームの中だけの世界が存在し、ゲームに興じている間は世界と切り離されているわけですが、FXの場合は「FXトレード」という独立した世界が存在するのではなくて、世界で70億人が使って生活し、或いはビジネスしている「通貨」を、その公開市場で取引しているのだということを忘れてはなりません。

多くの人たちは銀行から通貨を借金し、或いは破産し、或いはそれが原因で命を絶ち、或いは衣食住もままならない生活を送り、或いはそれが不足するために希望する教育が受けられず、或いは能力があってもチャンスに恵まれず、或いはある地域の人々は餓死し、或いは逆にまるで王様のような生活をしている人たちもいます。

70億という人たちの生活、何兆円と動かしている企業の貿易収支、200ヶ国近い国々の中央銀行の政策が背後にあるのです。


特にスキャルピングやデイトレードしかしない人にその傾向が強いのですが、こういった背景があることを忘れると、ゲームとしての相場にのめり込み、自分が何をしているのか分からないで精神的におかしくなることがあります(スキャルやデイトレが悪いと言っているのではありません)。


少なくとも、「この手法で勝っている」とか「このテクニカルがワークしている」と思うだけでなく、自分が利益を獲得している外国為替証拠金取引というものの構造を少しでも意識しておくとよいのでは、と思いました。

トレードの世界で犯しやすい間違いは、他人と比べることです。

「あの人は月間1000~2000pp稼いでいるのに自分は〇〇ppもいかない」とか、

「あの人は何億も稼いでいるのに自分は…」


人と比べるマインドは、劣等感から来ている場合がほとんどです。

そして劣等感と優越感は同じ根から出ています。


だれか特定の人を思い浮かべて、その人よりも成績が悪ければ劣等感に悩む人は、だれかよりも成績がよくなれば優越感を感じます。

「自分はだめだ」「自分はまだまだだ」という思いは劣等感であって、謙遜ではありません。

劣等感と謙遜は似て非なるものです。

劣等感と優越感は同じなので、「劣等感=高慢」という図式になります。


これはトレードだけでなく、ビジネスでも、家庭生活でも、趣味でも同じなのですが、人と比べて(他人を基準にして)自分の成功や失敗、幸せや不幸を測っているとすれば、自分のためではなくて人のために人生を送っているということになります。

トレードの場合は、自分のためにトレードしているつもりで、じつは自分のためではなく他人のためにトレードしている、ということになります。

他人を基準にしていたら決して満足は得られませんし、感謝することも、「おかげ」と思うこともありません。


失敗しているうちはまだいいのですが(ほんとうはよくないのですが)、ちょっと成功すると優越感と高慢に浸され、何か自分は他の人よりもすごいと勘違いして、遅かれ早かれ大失敗を犯すことになりかねません。

トレードで比べていいのは、過去の自分だけです。

過去の自分と比べて成長したことを喜ぶのは素晴らしいことです!


それから、自分のトレード成績や収益、年収などを公開する人もいますが、一部の例外をのぞいて、自分のためにも人のためにもなりません。

人と比べていては、永遠に満足することはできません。

ドル/円はセンターラインを超えてきました。

いったんセンターラインを上回った後の数本が、-1σを割らずに推移すると、本来の上昇トレンドに戻る力が強くなるという相場の性質があります。
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豪ドル/円もセンターラインのサポートが堅いようです。

いったんざら場でセンターラインを割り込みましたが、終値では下ひげを出してセンターラインの上で引けました。

いずれ上方にレンジブレイクというシナリオは崩れていません。
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昨日の早朝はドル/円の押し目買いポイントと指摘しましたが、やはり上げてきました。

一昨日の高値を切り上げました。

相場が強いということをあらわしています。


細かい動きに惑わされず、日足で美味しいところだけエントリーして、上昇したら買値上ストップという戦略がワークしています。


ストレスのないトレードは、何といっても日足ベースで美味しいところでエントリーするトレードです。

ふだんは相場のことを忘れていることができるからです。

チャートを見ているのが大好きで、毎日8時間でも12時間でもチャートを見ているだけで楽しい、という人は別ですけどね。

先週の米雇用統計から、ドル/円が下げ続けています。

-2σラインに近いところまで落ちてきました。

上昇トレンド継続というシナリオを描いている人にとっては、絶好の押し目買いのチャンス到来というところです。
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レバレッジとロスカットの戦略が大切になってきます。

ロスカットされた時に、証拠金の何%が損失になるか計算して、許容範囲内のレバレッジで買う習慣をつけるのは非常に大事なことです。




多くの人は、もっとお金がほしくてFXを始めたのだと思います。

もっと幸せになりたくてFXを始めたのだと思います。

もっと自由になりたくてFXを始めたのだと思います。

もっとストレスのない生活をしたくてFXを始めたのだと思います。


でもその逆の状態になっている、ということはありませんか。


稼ごうと取引すればするほど、損失が増える。

幸せになろうとがんばればがんばるほど、不幸になっていく。

自由になろうと努力すればするほど、不自由になっていく。

ストレスのない生活を求めれば求めるほど、トレードのストレスでおしつぶされる。


前回も書きましたが、解決する方法は2つです。

1、トレードをやめること。

2、的外れなトレードから、的を射たトレードに方向転換をすること。


的を射たトレードとは、自分の思い込みや、騙されていることに気づいて、ふつうに常識的なトレードをすることです。

ふつうに常識的なトレードをするとは、利益になりそうなところでだけ取引し、そうでないところは取引しないことです。


こんな簡単なことなのに、多くの人はなぜできないのだろうかと、もどかしくなることも多いです。


よくあるパターンとしては、

利益がほしいと口では言いながら、ほんとうは自分の思い込みのほうが大事。

「これまでのやり方で成功しなかったから、言われたとおり方向転換します」と言いながら、やっぱり騙されているほうが心地いい。


FXで稼ぐのは簡単です。

そのことに気づいてください。

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